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    インダス文字

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    インダス文字
    類型: 表語文字
    言語: 不明
    時期: 紀元前2600年頃-1900年
    Unicode範囲: 割り当てなし (提案中)
    ISO 15924 コード: Inds

    ドーラビーラの北門に掲げられた「看板」に記されたと考えられるインダス文字
    様々なインダス式印章。インダス文字が刻まれている。

    インダス文字(インダスもじ)とはインダス文明で使われた象形文字である。インダス文字は現在約400文字が発見されているが、テキストが印章のような短文がほとんどで、ロゼッタ・ストーンのような2言語以上の併記がないので解読が難航している。

    1930年代から60年代初頭にかけての研究は、ラールという研究者が、右から読むことを証明したほかは、目立った成果がなかった。1960年代に、マヤ文字の解読を著しく前進させたことでも知られるユーリ・クノロゾフを中心とするソ連の研究者グループとアスコ・パルボラを中心とするフィンランドの研究者グループが解読にコンピューターを導入してから解読への足がかりが築かれ始めた。クノロゾフらによると、

    1. 文中の語順が一定している
    2. 修飾語が被修飾語の前に置かれること、すなわち「青い・空」の順であって「空・青い」の順ではない
    3. 名詞の前に置かれる名詞は形容詞として機能し、その際、接尾辞の挿入を必要としない
    4. 数詞は名詞の前に直接接合され、複数語尾を必要としない
    5. 接尾辞のみが用いられ、接頭辞は用いられない
    6. 二つ以上の接尾辞の結合が可能である

    などの性格が明らかにされた。これらの文法的特徴から、現在では、南インドのドラヴィダ系の言語と考えられるようになっている。

    [編集] 外部リンク

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