朝日自動車グループ
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朝日自動車グループ(あさひじどうしゃグループ)は、東武グループの傘下にある、朝日自動車をトップするバス・タクシー事業者を中心に構成される企業グループである。
目次 |
[編集] 概要
グループ全体の営業エリア(高速バス除く)は、東京都(23区北東部)・ 埼玉県(秩父以外)・群馬県(西部以外)・栃木県(南部以外)・千葉県(北西部)・茨城県(南西部)と関東地方の広範囲に渡る。
ただし、このグループはバス・タクシー事業統括上の話であり、資本的に朝日自動車株式会社の子会社として存在しているとは限らず、一般的には各社とも「東武(鉄道)グループ」とのみ案内している。
なお、東武鉄道グループのタクシー事業者は、ほとんどが朝日自動車グループに属するが、バス事業者に関しては、他に東京都心部・埼玉南部・中部・千葉西部中心の東武バスグループと栃木県東部の東野交通グループと合わせ3つに分かれる。
なお、埼玉県内を軸にバス路線が展開されている、朝日自動車・川越観光自動車・国際十王交通3社はいずれも、東武バスウエストと共に、埼玉県より国民保護法に基づく指定地方公共機関に指定されており、朝日バスグループ(あるいは、旧東武バス)の埼玉県内における規模・影響度の大きさを窺うことができる。
[編集] グループ事業者と営業地域・事業展開
- 朝日自動車 - 東京都足立区(コミュニティバスのみ)・埼玉県東部・北部、群馬県南部、茨城県南西部(バスのみ)・千葉県西部(タクシーのみ)
- グループ統括
- 路線バス(ASAHI - 朝日バス)
- 観光バス(ASAHI)
- タクシー(朝日タクシー)
- 茨城急行自動車 - 埼玉県南東部、千葉県、茨城県
- 路線バス(IBAKYU - 茨急バス)
- 観光バス(特定輸送。IBAKYU)
- 川越観光自動車 - 埼玉県南西部
- 路線バス(K.K.J. - 川越観光バス)
- 高速バス(K.K.J. /KAWAGOE KANKO)
- 関越交通 - 群馬県中部・北部
- 路線バス(KKK /KAN-ETSU - 関越交通バス)
- 高速バス(KKK /KAN-ETSU KOTSU /Azalea Express)
- 観光バス(KKK /KAN-ETSU KOTSU)
- タクシー(関越交通タクシー)
- 自動車整備
- 旅行
- オートガス販売
- 不動産賃貸
- 桐生朝日自動車 - 群馬県桐生市(主に旧桐生市域)
- 路線バス(コミュニティバス受託のみ)
- タクシー(桐生朝日タクシー)
- 国際十王交通 - 埼玉県北部、群馬県南部
- 路線バス(KOKUSAI /JUO /JUO BUS - 国際十王バス)
- 高速バス(KJK /Kokusai Juo)
- 観光バス(特定輸送。KJK /Kokusai Juo)
- タクシー(国際十王タクシー)
- 不動産賃貸
- 金龍自動車交通 - 東京都足立区
- タクシー
- 東北急行バス - 長距離高速バス
- 高速バス(Tohoku Express)
- 不動産賃貸
- 日光交通 - 栃木県日光・鬼怒川地区・宇都宮市(タクシーのみ)
- 路線バス(NIKKO /TDB - ダイヤルバス)
- 観光バス(NIKKO /TDB)
- タクシー - 栃木県日光地区
- 索道(明智平ロープウェイ)
- ドライブイン(明智平パノラマレストハウス)
- 阪東自動車 - 千葉県
- 路線バス(BANDO - 阪東バス)
- 観光バス(BANDO)
- 旅行
- 朝日カーメンテナンス - 埼玉県さいたま市北区・越谷市・栃木県足利市(拠点所在地)
- 自動車整備
- 損害保険代理
- 空調・電気工事設計施工
- 家庭用電気器具販売・修理
[編集] 元グループ事業者
※ 1990年代以降、それ以前は各グループ事業者の沿革を参照のこと
- さくら観光自動車 - 1995年、朝日自動車に吸収され消滅。
- 観光バス
- 桐生ハイヤーセンター - 2000年3月、桐生朝日自動車に吸収合併され消滅。
- タクシー
- 群馬観光タクシー - 群馬県渋川市渋川1847。2000年10月、関越交通に事業譲渡して消滅。
- タクシー
- バス(乗合タクシー)
- キング観光バス - 千葉県船橋市南本町13-6。2002年2月、阪東自動車に吸収され消滅。
- 観光バス(KING )
- 吾妻観光自動車 - 群馬県吾妻郡中之条町大字伊勢町700-1(現・関越交通吾妻営業所)。2002年10月、関越交通に吸収合併され消滅。
- 路線バス(AGATSUMA /AKK)
- 観光バス(AGATSUMA /AKK - 吾妻観光バス)
- 両毛観光バス - 2002年10月、国際ハイヤーに吸収合併され消滅。
- 観光バス(RYOMO /R.K.)
- 十王自動車 - 2004年1月、国際ハイヤーと合併し、国際十王交通を設立。
- 路線バス(JUO /JUO BUS - 十王バス)
- 高速バス(JUO)
- 観光バス(JUO - 十王観光)
- タクシー(十王タクシー)
- 旅行(十王観光)
- 国際ハイヤー - 2004年1月、十王自動車と合併し、国際十王交通を設立(存続会社)。
- 路線バス(KOKUSAI - 国際バス)
- 観光バス(RYOMO /R.K. - 両毛観光バス)
- タクシー(国際ハイヤー)
- 不動産賃貸
- 足利自修工業 - 栃木県足利市新山町4(現・朝日カーメンテナンス足利工場)。2005年4月、三進自動車工業と合併し、朝日カーメンテナンスを設立。
- 自動車整備
- 三進自動車工業 - 埼玉県さいたま市北区日進町1-107(現・朝日カーメンテナンス大宮三進工場)。2005年4月、足利自修工業と合併し、朝日カーメンテナンスを設立(存続会社)。
- 自動車整備
- 損害保険代理
- 空調・電気工事設計施工
- 家庭用電気器具販売・修理
- 東武ダイヤルバス - 2008年4月、日光交通に吸収合併され消滅。
- 路線バス(TDB )
- 観光バス(TDB )
- 陽南タクシー - (現・日光交通宇都宮営業所)。XXXX年XX月、日光交通に吸収合併され消滅。
- タクシー
- 群北タクシー - 群馬県沼田市材木町1181-3(現・関越交通沼田営業所車庫)。詳細不明。
- タクシー
- 前橋タクシー - 群馬県前橋市平和町1-6-2(現・関越交通前橋営業所)。詳細不明。
- タクシー
- 東通乗用自動車 - 埼玉県越谷市大沢3-4-35(現・朝日自動車北越谷営業所)。詳細不明。
- タクシー
[編集] 沿革
東武グループ傘下にあるタクシー事業者が関東各地に多数存在し、統括が取りにくくなっていたことから、最大規模であるタクシー事業者の朝日自動車を統括事業者として、朝日自動車グループを形成、事業者統括・営業地域整理等を行なった。
一方、東武鉄道のバス事業本部では、関東(特に北関東)一帯において、東武バスというブランド名で路線バス網を展開していたが、1970年代以降になると北関東を中心として急速なモータリゼーションの進行や、過疎化などの問題から、東武バスは縮小の道を歩むことになった。当初は茨城、栃木、群馬などにおいて路線廃止が進行したが、その過程において収益力のある路線や、補助金によって赤字がでない路線などが枝線のように残るようになり、これらの路線をグループ会社が肩代わりするようになった。
2000年頃になると埼玉県や千葉県でも東武バスの撤退がはじまり、この頃から路線だけではなく営業所を含めて全てを肩代わりという方式が増えてくることになり、中には30台以上も所属する大規模な営業所や出張所が次々と丸ごと移管されていくという過去に例のない大移管が進められていくことになった。
そのような形で移管が進められた結果、会社ごとにバラバラの経営方針になってしまうことや、東武鉄道自身による統括も困難であることから、2003年に東武鉄道は、タクシー事業整理に引き続き、朝日自動車を統括事業者としてグループバス会社をまとめることを決めた。
その後、朝日自動車主導の元でグループ内再編が進んでおり、再編が本格的に始まった1990年代後半以降、24事業者が11事業者に再編された。
[編集] 車両
[編集] 路線バス
- デザイン
- 朝日バス・川越観光バス・国際バス(現国際十王バス熊谷営業所)の3ブランドは朝日バスグループの中でも特に朝日バスカラーを1998年の採用当初(国際バスは2001年のバス事業新規参入時)からオリジナルカラーとして使用しているが、細かいデザインは各社で違いもある。
- また、関越交通バス・国際十王バス伊勢崎営業所(旧十王バス)・日光交通ダイヤルバス営業所(旧東武ダイヤルバス)には、従来共通デザイン車はなく、オリジナルのデザインであったが、2006年頃より順次朝日バスなどからの移籍により、共通デザイン車が増えてきている。
- この朝日バスグループ共通デザインは、白地に赤い半円(だ円)とそれに沿うようにカーブを描いた青いラインで構成される。
- 赤い半円内には、ブランド名のアルファベット表記を白抜きの斜体で中央より上寄りの位置に切れ間があるデザインで記載(ASAHI ・K.K.J. ・KOKUSAI ・TDB ・NIKKO ・KAN-ETSU )されている。
- 茨急バス・阪東バスには導入されていない。
- 茨急バスでは、朝日バスから車両の移籍を受けているが、関越交通・国際十王バス伊勢崎営業所・日光交通ダイヤルバス営業所とは異なり、茨急バスオリジナルデザインに塗装変更してから導入している。
- 車両サイズ
- 車両の大きさは、モータリゼーションの影響を強く受けている路線が多い影響で中型車が中心となっており、さらに利用者が少ない路線では小型車も導入されている。
- 国際十王バス熊谷営業所では、あえて従来の大型・中型では通れない区間を走る小型車専用の路線(狭隘路線)を新規開設している。
- なお、川越観光バス・阪東バスでは、団地線を多く抱える事から近年でも大型車が新車投入されているほか、他の各社でも定期的な大規模輸送に対応するため、東武バスの継承車両を中心に大型車も在籍している。
- 車両の大きさは、モータリゼーションの影響を強く受けている路線が多い影響で中型車が中心となっており、さらに利用者が少ない路線では小型車も導入されている。
[編集] 貸切・観光・高速バス
- デザイン
- 貸切・観光・高速バスは、関越交通の高速バス、東北急行バス、日光交通の定期観光バス各車両を除き、東武グループ共通デザインで統一されている。オレンジを基調とした暖色系の色調と、ホワイトの緩やかな曲線で構成されていて、暖色系の部分にはブランド名(ASAHI ・KAWAGOE KANKO ・Kokusai Juo ・TDB ・KAN-ETSU ・NIKKO ・BANDO 朝日バスグループ共通路線バス車両と同じく白抜きの斜体で中央より上寄りの位置に切れ間があるデザイン)の下にTOBU GROUP. と表記され、東武鉄道グループの一員であることをアピールしている。また、高速バス(専属)車両は、さらにその下にEXPRESSと表記されている。フロントの入口側ライト上にもブランド名(一部は略称、ASAHI ・K.K.J. ・KJK ・TDB ・KAN-ETSU ・NIKKO ・BANDO)が記述されている。
- その他のデザイン車に関しては、それぞれの事業者の記事を参照のこと。なお、東北急行バスは、以前、高速バス専門ではなく、貸切バスも行っていたが、その車両は東武グループ共通デザインであった。
- 貸切・観光・高速バスは、関越交通の高速バス、東北急行バス、日光交通の定期観光バス各車両を除き、東武グループ共通デザインで統一されている。オレンジを基調とした暖色系の色調と、ホワイトの緩やかな曲線で構成されていて、暖色系の部分にはブランド名(ASAHI ・KAWAGOE KANKO ・Kokusai Juo ・TDB ・KAN-ETSU ・NIKKO ・BANDO 朝日バスグループ共通路線バス車両と同じく白抜きの斜体で中央より上寄りの位置に切れ間があるデザイン)の下にTOBU GROUP. と表記され、東武鉄道グループの一員であることをアピールしている。また、高速バス(専属)車両は、さらにその下にEXPRESSと表記されている。フロントの入口側ライト上にもブランド名(一部は略称、ASAHI ・K.K.J. ・KJK ・TDB ・KAN-ETSU ・NIKKO ・BANDO)が記述されている。
[編集] タクシー
- デザイン
- 各社、朝日自動車グループ形成前に事業を開始しているため、それぞれ独自のデザインを導入している。ただし、朝日タクシーと桐生朝日タクシーのデザインは類似している。また後述の観光用ワゴンタクシーは、東武グループ共通観光バスデザインである。
- 車両サイズ
- 中型車両の採用率が高い。
- その他の車両
- 日光交通や関越交通タクシーは、観光地を営業エリアにしていることから、ワゴンタイプの車両(日光交通はジャンボハイヤーと呼称)も在籍する。
- また、以前、国際十王タクシー伊勢崎営業所でも、ワゴンタイプの車両を導入しており、こちらは介護タクシーを行なっていた。
[編集] バス共通カードとPASMO
朝日バス・川越観光バス・国際十王バス熊谷営業所・茨急バスにおいて、バス共通カードが導入されている。いずれも、各社関連施設で購入できる。 ただし、カード自体は独自に発行してはおらず、(販売するカードは)東武バス(東武バスセントラル)発行のカードとなっており、導入各社は東武バスグループとして扱われる。
バス共通カードを導入している上記各事業者は、2007年3月より運用を開始したPASMOを同年12月の朝日バス越谷営業所への導入を皮切りに、順次導入が進んでいる(以下にその状況を記載する)。PASMOにおいても、東武バス(東武バスセントラル)傘下企業の扱いとなる。
なお、バス共通カードを導入していない阪東バスでもPASMOを導入することが、2007年12月21日に発表された[1]。
[編集] PASMO導入状況
[編集] バス共通カード導入企業
- 朝日バス
- 茨急バス
- 川越観光バス
- 国際十王バス
[編集] バス共通カード非導入企業
- 阪東バス
- 我孫子営業所(2009年2月予定)
[編集] そのほか
- なお、東武グループ内では、当グループ各社以外にも東武興業株式会社もタクシー事業を行っているが、この会社の主要な事業はレジャー部門に分類される上、会社規模も朝日自動車より大きい為、当グループには含まれないと考えられる。
[編集] 関連項目
[編集] 参考書籍
- BJエディターズ『BJハンドブック R54 朝日自動車』BJエディターズ、2005年1月1日、ISBN 4-4340-5322-1
- BJエディターズ『BJハンドブック R52 東武バス』BJエディターズ、2004年5月1日、ISBN 4-4340-4072-3
[編集] 外部リンク
- Asahi Bus Group Web
- 朝日自動車株式会社(バス事業の案内のみ) Asahi Bus Group Web共通フォーマット
- 川越観光自動車株式会社 Asahi Bus Group Web共通フォーマット
- 茨城急行自動車株式会社 Asahi Bus Group Web共通フォーマット
- 国際十王交通株式会社
- 関越交通株式会社
- 東北急行バス株式会社
- 日光交通株式会社(ダイヤルバス以外)
- 日光交通株式会社ダイヤルバス(旧東武ダイヤルバス株式会社) Asahi Bus Group Web共通フォーマット
- 阪東自動車株式会社
- その他の朝日自動車グループ
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