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    絶対可憐チルドレンの登場人物

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    絶対可憐チルドレンの登場人物(ぜったいかれんチルドレンのとうじょうじんぶつ)では、椎名高志の漫画作品『絶対可憐チルドレン』に登場する人物について詳述する。

    ザ・チルドレンの三人の苗字は全て兵庫県に実在する地名である。登場人物の名前は源氏物語の登場人物やその関係者から取られていることが多い。これについて著者は、「源氏物語は名前をイチから考えるのがめんどくさいので引用元にした」、「読み切りの時点で主要人物が6人もいたし、何か共通のイメージがあった方がいいかと思ってやってみたら、これがなかなか語感が良かった」からだと述べている。作品内で時間経過があるため、最初10歳(小学4年生)だったチルドレンも、第10巻7th sense以降は小学5年生、現在(第15巻9th sense以降)は12歳(中学1年生)になっている[1]


    注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


    目次

    [編集] B.A.B.E.L.

    [編集] ザ・チルドレン

    [編集] 皆本 光一(みなもと こういち)

    声 - 中村悠一(幼少期:釘宮理恵
    本作の主人公。本作開始時20歳、現22歳。読切版では水元光(みなもと ひかる)。両者とも、ほぼ同一のキャラクター。読切版の水元を連載にあたり超能力者(本人は知らないが、超度7(レベル7)のアンチアンチエスパー<超能力の無効化を無効化する超能力>)から普通の人間に変更したのが皆本。現在ブラスターを所持している。名前の由来及び設定は、光源氏と某エスパー漫画の主人公の名前「浩一」からの引用[1]
    能力
    普通の人間だが、18歳でコメリカで2つの学位を取得した程の天才的な頭脳を持つ。銃を使用することがある。「ザ・ハウンド」の採用試験において、経験の少ない同チームを率いながら、桐壺局長がバックアップする「ザ・チルドレン」を敗北一歩手前まで追い詰める等、エスパーの戦術的運用にも非凡な才能を発揮し、バベル内では「問題チームであるチルドレンを唯一使いこなした天才指揮官」と噂されているらしい。一方で、自分の身の安全確保には甘く、肉体的精神的に危険に晒されることもしばしばあり、チルドレン達によって何度も救われている。
    第1話で薫の念動能力を食らった時は肋骨にヒビが入り、脱臼・窒息した後に失神したことから、その後は念動能力にある程度耐えられるよう筋トレを積んだため、体格が良くなっている(12巻のさぷりめんとより)。
    役割
    ザ・チルドレン」の現場運用主任。階級は小学生編では二尉、中学生編現在では一尉
    現場では基本的には非凡な頭脳を駆使し、チルドレンのバックアップに専念する。また日常においてもチルドレンの3人と同居しており、彼女等の世話育成を一手に引き受けている。
    超能力研究者としての側面を活かし、リミッターやECM等の制作にも関わる。現在チルドレンがつけているリミッターは彼が開発したもので、ブースターという特殊機能がつき、葵と紫穂の力を薫に上乗せすることで、一時的に爆発的な力を出させることが可能となっている。
    服装
    勤務時はスーツネクタイ姿。常に眼鏡をかけている。
    性格
    真面目かつ誠実で優しく、滅多なことでは揺るがない強い信念の持ち主。普段は温厚だが、悪ふざけが過ぎると本気で怒ることもあり、そんな時の彼はチルドレンも泣くほど怖い。
    イケメンで性格も良くエリートの彼は、作中の女性にモテており、狙って接触を図る女性もいる程だが、本人に自覚は無く、女性の扱いはイマイチな模様。また下手に女性と仲良くしようものなら、チルドレンによる「浮気の制裁」が皆本に降りかかる。正論や理想論で「正しいことしか出来ない」性分であり、その裏表無いひたむきさはチルドレン等を惹き付けているが、柔軟性を欠く独り善がりなものとして兵部からは批判され、蕾見からも予知を変える鍵として成長を求められている。エスパーとノーマルを仲間同士や同じ人間という尺度で捉えているため、エスパーに対する区別意識すら皆無に近く、自身も子供時代学力が突出し過ぎて周囲から浮いていた経験からノーマルから差別されるエスパーの疎外感情も深く理解することが出来る。ただ、近頃は黒い幽霊との戦いの中でエスパーは新たな種ということにならないかという進化論的な疑念が思い浮かんでもいる。
    趣味は掃除洗濯料理裁縫等の家事一般。ゆえに日常生活も几帳面。
    家族
    K県某市(ランドマークタワーぽいのがある所)に実家があり、両親と犬の「トルテ」がいる。アニメ第3話では、皆本の小学生の頃のシーンで母親(声:大原さやか)が登場しているが、容姿は漫画版と違う。
    仲間内
    チルドレンを「薫」、「葵」、「紫穂」と呼び捨てにしている。
    ザ・チルドレンの3人を出来る限り普通の女の子として扱い、正しい人格に育てようとしているが、逆に子供扱いに反発され苦労が絶えない。が、彼女達とは強い絆で結ばれ、それぞれに全幅の信頼と好意を寄せられている。普通の女の子として扱おうとする観点からスパイ犯罪の捜査任務に彼女達を関わらせることは快く思っていない。彼女らのトラブルには身を挺して助けだそうとする。皆本はザ・チルドレンへの感情に恋愛的要素が含まれていることを頑なに否定しているが、彼女らの時々見せる振る舞いや可愛らしさに惹かれることがあり、そんな自分に戸惑う事が増える。少なくとも命令だけでチルドレン達と引き離されることには反発している。しばしば、ロリコンの扱いを受けることがある。
    初期構想では、能力を失った元天才少年エスパーだったが担当主任として復帰する案があった(単行本のあとがきより)。
    過去
    天才故に教師と他の生徒がやりにくくなり、小学5年生で特別教育プログラムに進むよう勧められ、体よく排除された経験を持つ。そのため自分同様に非凡な能力を持つ子供達「ザ・チルドレン」の気持ちを察することができる。
    特別教育プログラム後はコメリカに留学、18歳時にはコメリカの某大学医学部ESP研究科に所属していた。[2]この時にキャリーと出会い、相思相愛となるが悲恋に終わる。帰国後はバベルの研究施設で働いており、ESP リミッターなどの研究・開発をしていたが、ある時チルドレンの前主任である須磨にリミッターの強化を頼まれる。しかし電気ショック機能つきであったためこれをクビ覚悟で断り、さらに直後に起きた事件をチルドレンと共に鮮やかに解決したために、桐壺と柏木に気に入られ、失言を拡大解釈され強制的に現職に就かされた。
    薫の念動能力の餌食にされる事もしばしばあり、彼女と初めて出会った時も念動能力で壁に叩き付けられている。
    未来
    劇中では伊-九号から未来の薫をブラスターで撃つという未来を予知されている。ちなみに現在、予知で使われているブラスターを蕾見から渡されている。未来の薫についての当該項目記述や黒巻の作った夢の中での薫とのやりとりを参照する限りでは、水面下では成長した薫と相思相愛であったことが暗示されている。

    [編集] 明石 薫 (あかし かおる)

    - 平野綾
    能力
    レベル7の念動能力者(サイコキノ)。短距離ならばテレポーター並みの速度で移動可能。
    チルドレンの中でも特に潜在能力が高く、暴走状態では最新型 ECM を無効化し同じレベル7念動能力者同士の競り合いでも勝利している。また、エスパーが迫害されたり傷つけられるときには普段よりも力が出るようで、短い距離ならテレポーターと同等かそれ以上で動くことができる。たった1人でやくざと喧嘩をし、組を壊滅させたこともある。周りを岩盤におおわれた場所でもヘリコプターを強制的に浮かせる等、潜在能力の高さが伺える。また、黒い幽霊との戦いの中でブースターを介してではあるが、仲間のエスパーの能力を合成して新能力を作り出す力を開花させた。兵部はこれをエスパーの救世主たる所以と評しており、皆本も詳細を解明中である。
    役割
    ザ・チルドレン」のリーダー格。任務では移動・攻撃・防御・運搬・落下物の支持・障害物の破壊など多岐に渡る役割を担う。
    服装
    リボンは赤。他の2人と違ってベレー帽は被っていない。ESP リミッターは腕時計型で太陽の意匠。の色は
    性格
    やんちゃで我侭、そして喧嘩っ早く短気な性格だが、人一倍正義感が強く姉御肌。ガキ大将のような性格でもあり、年の近い人とはすぐに友達になっている。反面、幼い頃より高い能力のエスパーであった為か、いつも浮遊していたり、遠くの物を引き寄せようとしたり、更には気に入らない事があれば皆本を壁に叩きつけたり、バベルの高額な機材を破壊したりと、普段から超能力で物事を解決しようとする短絡的な傾向が強く、皆本に超能力に頼りすぎている事を注意される事もある。
    オッサン趣味(スタミナドリンクを愛飲、男女問わないセクハラ言動、週刊誌愛読など)で、同じ学校の女子からラブレターをもらったり、クラスの女子からも「すごい!カッコイイ!!」などと言われ女の子扱いされていないことに少々ショックを受ける。だが本人曰く「レズっ気もロリっ気もない」との事[3]。しかし、最近は言葉遣いも含めてそれは息を潜めつつあり、徐々に予知された未来の性格に近付いているようである。小学生時代の終わりから髪を伸ばし始め中学生現在長髪になっている。
    強気な性格であるが、裏腹に寂しがり屋で父親の不在、芸能関係の仕事に就いている母姉との関係が難しい家庭環境から愛情への渇望が非常に強いという繊細な一面も持っている。
    その内には自分と同じエスパーを守りたいという強い衝動のような意欲が眠っている。
    巨乳に異常に固執し、女性のバストサイズとカップを一目で測れる。名前の由来は明石から。
    家族
    女優母親グラビアアイドルがいる。2人とも巨乳で、薫の巨乳好きは母、姉への憧れでもある。両親が離婚しており、父親は姿を見せない。母と姉は超能力者である薫の抱く孤独感を内心察しつつも適切な接し方が見出せず距離を置いている。
    仲間内
    皆本を「皆本」、他のチルドレンは「葵」、「紫穂」と呼ぶ。
    普段は皆本に対して子供っぽく反発するが、実際は周りが見えなくなるほど彼に好意を持っており、本人は意識していないがかなりのツンデレ。独占欲が強く、隙あらば皆本ともっと関係を深めようと他の2人を出し抜こうと画策する場面もある(葵や紫穂に懸念されたり妨害されたりする)。中学生になってからは、更に進み以前は許容出来ていた皆本の葵や紫穂との触れ合いですら堪えられない衝動も芽生え始めているようだ。兵部によると皆本を殺害すると薫は絶望のあまり生きていけないらしく、実際に皆本が殺されそうになった際は、理性を失いかける程までに超能力を暴走させ、危うく超能力で相手を殺しかけるという描写もある。
    また、人間達の実験体にされた桃太郎の件をきっかけに、彼の怒りを真っ向から受け止めた兵部に対しても皆本とは違う信頼を寄せ始めている。よってバベルが彼を捕らえようとしていても薫自身は彼と争うつもりはない。
    時々皆本を念動能力で壁に叩き付けたりする。
    葵と紫穂とはいつも一緒で仲良しだが、2人が男子とデートすることを知った際は、嫉妬して桐壺と妨害工作に加わったことで友情にヒビが入ったこともある。
    東野将とは、勉強とスポーツで張り合う、良きライバルである。超能力を怖がらずに本気で向かってくる彼には好感を持っており、ケンカの時も常に笑顔を浮かべている。超能力で安易に物事を解決しようとする彼女が学校で超能力を使わないのは、皆本と東野の信頼に応えてのことである。
    過去
    皆本と初めて会ったのは彼がまだバベルの研究施設で働いていた頃。初対面にも拘らず、サイコキネシスで壁に叩き付ける等していた。一方で、皆本の優しさに対して安心を感じて無防備に寝てしまったり、主任就任時等にはツンデレな態度を見せていた。また、紫穂と葵が傷付けられた時も、本気で怒っていた。
    未来
     「破壊の女王クイーン・オブ・カタストロフィー)」と呼ばれる。ノーマルや B.A.B.E.L. に絶望しており、P.A.N.D.R.A. のリーダーとして反逆するエスパー達を束ねて、皆本には内心10歳の頃の10倍という程の想いを寄せながらも対立。葵や紫穂も懐柔してメンバーに引き入れており、ノーマルを抹殺してエスパーの楽園を築き上げようとしている。作者曰く悲劇的ラブストーリーのヒロインであり、伊号の予知にある、皆本に射殺される場面はある意味大人の男女が結ばれたシーンでもあるとのこと。ただこの予知時のセリフから、この時まで皆本にはっきりと想いは告げていなかったと思われる。
    現代でも兵部からは最初から「女王(クイーン)」と呼ばれている。

    [編集] 野上 葵(のがみ あおい)

    声 - 白石涼子
    能力
    レベル7の瞬間移動能力者(テレポーター)。
    役割
    任務では基本的に移動や物資の運搬などを担当する事が多いが戦闘能力が無い訳ではなく、物質内に転送(生き埋めや内部からの破壊)・上空から物質を落とす・相手を上空から落とすなど間接的な攻撃方法を持つ。単独テレポートではマッハ5を超える速度を記録した。なお、彼女は非公式ながらテレポートによる移動の距離・回数・質量全てにおいて世界記録を保持している。
    服装
    リボン、ベレー帽は。ESPリミッターはイヤリング型での意匠。当初は満月を象っていたが、三日月を象った形に変更 (ガイドブックより) 。眼鏡をかけている。髪の色は
    性格
    京都出身という設定ではあるが、作者が京都弁を知らないため大阪弁を使う。
    3人の中では一番の常識人かつ真面目で大人しい方だが、それはあくまでも他の2人と比べたらの話で、一般的には立派な問題児である。また精神面では薫や紫穂に対する依存も大きい。学校の成績は良好。ザ・チルドレンのチームワークを重んじ、情に厚い。性的なことに関しては、3人の中で最も潔癖症かつ奥手で、口癖は「不潔」。また、耳たぶが弱点な他に体をくすぐられるのも弱い。最近は胸の成長が他の二人より遅れていることを気にしている様子。ステレオタイプの関西人としてお金に敏感な一面を見せることもある。屋外で食事を取るときは正座をして食べる。名前の由来は葵の上から。
    家族
    実家は京都で会社経営をしている。両親と過去病弱だったがいる。幼少の頃、家業がうまく行かない為にバベルに売られたと思っていた。現在の家族関係は良好。姉大好きな弟のユウキは、皆本に敵対心を持っている。
    仲間内
    皆本を「皆本はん」、他のチルドレンのことは「薫」、「紫穂」と呼ぶ。
    薫や紫穂と同じく、皆本に対して好意を抱いている。これまでは自分から仕掛けたりはしていなかったのだが、「その通りになるのです帳事件」では二人との約束を破りテレポートで抜け駆けしようとしたり、若干積極性が増してきた模様。個別行動の機会は現段階で多少だが2人より多い。実家に皆本を連れて行った時は、婚約者を連れて行く気分になっていた。最近では薫や紫穂に便乗して皆本を誘惑する事もある。
    過去
    4歳までは割と普通だったのだがその後急に力が強くなり、バベルに預けられた。葵が負傷したとのことで治療のためにバベル研究施設に運び込まれたことが、皆本とチルドレンが出会うきっかけとなったが、実際は頭にたんこぶができた位のものであった。
    未来
    「逃亡者 (7) 」の表紙より未来では「光速の女神ライトスピード・ゴッデス)」と呼ばれていると思われる(単行本14巻現在、未来で「光速の女神(ライトスピード・ゴッデス)」と呼ばれている場面はない)。薫に懐柔されて P.A.N.D.R.A. の一員となっており、予知で彼女が皆本と対峙していた際、敵が核ミサイルを使おうとしている事を告げている。
    現代、兵部からは「女神(ゴッデス)」と呼ばれている。

    [編集] 三宮 紫穂(さんのみや しほ)

    声 - 戸松遥
    能力
    レベル7の接触感応能力者(サイコメトラー)。
    役割
    任務では主に、犯人追跡用の手掛かりを探したり、敵の思考や過去を読み取ったり、周囲の情報を収集する等のサポートをする。しかし超能力自体に攻撃性がないため、戦闘では拳銃を用いる。また、普段からレミントン・ダブルデリンジャー(本人は子供用と言うが、本来は護身用に用いられる)を持ち歩いている。サイコメトリーで弾道を予測できるため、目を閉じても命中させられる。拳銃だけではなく、サイコメトリーで道具から使い方を読み取ることができるので、ありとあらゆる道具や機器・乗物を使いこなすことが可能。そのため全力でサイコメトリーを使うと、どれだけ痕跡を残さないようにしても見付けられる程である。しかし高レベルエスパーになるほど読み辛くなるらしく、その者(エスパー)が使用していた物体に関しては表面的な強い残留思念しか読み取れない(6巻の38P参照)。
    服装
    リボン、ベレー帽は。ESP リミッターは指輪型での意匠。髪の色は銀色。なお、短期集中連載から本連載に移る際に髪型が変更されたのは、作者が『綿の国星』のチビ猫に影響を受けたからである[2]
    性格
    性悪(サンデー誌上の登場人物紹介より)。触れた物からその背景を読む能力の為、10歳で現実の清濁・シビアさを承知していた。それゆえ一見穏やかだが、涼しい顔で真っ黒な毒舌を吐き洒落にならない嘘をつくことも。作者によると、それは彼女の自己防衛でもあり、実際には中身は人一倍甘えん坊で手のかかる難儀な子なのだとのこと。猟奇殺人などの現実的な物は平気だが、幽霊ホラー映画の類いは気絶するほど苦手(アニメ版ではホラー映画を見た際、3人とも怖がっていた)。恋愛事に関しては薫や葵同様、お子様であるが耳年増な面も。薫曰く「発育がいい」との事。野菜類全般を避けて食べるなど偏食気味でポッキーと思われるスナック菓子を好み、度々1人で食べている。出前での好物はピザ。葵曰く「かなりのヤキモチ焼き」らしい。かなり過激な部分があり、皆本にキスをしたマッスル大鎌を殺害しようとした事や兵部に銃を突きつけて脅した事がある。名前の由来は女三宮紫の上から。
    家族
    警察庁長官の父親がいる。また後期のアニメOPでは、父親の隣に母親のような女性が映るシーンがある。
    仲間内
    皆本を「皆本さん」、他のチルドレンは「薫ちゃん」、「葵ちゃん」と呼ぶ(読切版では「薫」と呼んでいる。葵を呼ぶ場面はない)。
    自分と触れてしまうと心を読まれてしまうということを承知しながらも、ごく自然に手を繋ぐ皆本に対しては全幅の信頼と好意を寄せている。それ故に、皆本がマッスルにキスされた際には、皆本からブラスターを奪い取り、本気でマッスルを射殺しようとした。読切版では水元が紫穂に何の抵抗もなく触れている事に疑問を持っていた。後にチルドレンだけで兵部と接触した時も皆本に対する気持ちをはっきりと主張した。同じサイコメトラーの賢木に対しては反発心もあるものの共感を覚えてもいる(お互いにそれを認める気はないようだが)。
    皆本と初めて出会った事件の際にはスタンガンを所持していた。
    未来
    「逃亡者(7)」の表紙より未来では「禁断の女帝アンタッチャブル・エンプレス)」と呼ばれていると思われる。(単行本14巻現在未来で「禁断の女帝(アンタッチャブル・エンプレス)」と呼ばれている場面はない)。薫に懐柔されて P.A.N.D.R.A. の一員となっている模様であるが、伊号の予知のシーンでは彼女は登場していない。
    現代、兵部からは「女帝(エンプレス)」と呼ばれている。
    薫の予想通り、ザ・チルドレン3人の中では一番胸が大きい。


    [編集] B.A.B.E.L.本部

    桐壺 帝三(きりつぼ たいぞう)
    声 - 小杉十郎太
    バベルの局長。初登場時53歳(19歳で結婚。直後に長女が生まれ、娘は二人。娘も18歳で子供を産み、すでに15歳の孫がいる。)。
    地位と任務に伴う責任よりも「ザ・チルドレン」に対して過保護なまでの溺愛感情を優先させる困った人。「この子たちは国の宝だ」が口癖で、薫達がやり過ぎて多大な被害が発生しても、ありとあらゆる手段で揉み消している。
    また、過保護であるのは身内に対しても変わらず、結果孫娘は不良化し仕事中に小遣いをねだってくるようになっている。
    しかしながら、局長だけに皆本を感心させる程、エスパーとノーマルに関する自身の深い考えを示す一面もある。
    屈強な肉体を誇り、銃器を持ったテロリスト相手に肉弾戦で勝てる。若かりし頃は美形だった(蕾見が携帯に保存させた当時の彼の写真を柏木に見せていた)。
    名前の由来及び設定は桐壺帝から。
    宿木が薫と精神を交代させた時、薫を殴ろうとしたが、精神だけ交代させているだけの薫自身のため、殴れなかった(親バカ的なものがあると思われる)。
    柏木 朧(かしわぎ おぼろ)
    声 - 浅野真澄
    局長秘書官。階級は一尉。年齢不詳の美女。
    ミステリアスな美貌と予想外のナイスバディを誇る。桐壺局長の暴走を押しとどめる役目を担い、巨漢の局長を取り押さえられるほどの怪力である。皆本とチルドレンの良き理解者であり、女性陣の中では薫から最も信頼されていて、皆本が忙しい時や自分が非番の時には、皆本宅に行って手伝ったりもしている。バベルに反感を持つ他の機関の管理職にも慕われている。酒癖が悪い。(アニメではそのような描写はない)隠れドジっ娘。名前の由来は柏木朧月夜から。
    蕾見 不二子(つぼみ ふじこ)
    声 - ゆかな
    バベルの管理官。バベルの発足にも関わっており、局長より立場は上。長い眠りから起きてきた際、内務省と内閣の連中を集めろと指示したことから、政界にも少なからぬ影響力がある模様。
    やたら色気を振り撒く爆乳美女だが、実年齢は推定83歳[4]。名前の由来は藤壺から。
    能力
    複合能力者でレベルは未出。チルドレン3人と同じ念動瞬間移動接触感応能力者。しかし、能力の肝は触った所からのエネルギーを吸収する能力であり、そのエネルギーを自身の能力に上乗せできることである。それにより条件さえ整えば瞬間的にレベル7と同等の能力を発動する事も可能で、その実力は、チルドレン3人を軽くあしらえるほど。尚、彼女の肉体が若いのはエネルギー吸収能力の副作用。現時点ではバベルメンバーの中では最強の部類に入り、兵部とはほぼ互角の実力ではあるが、援護に来たパンドラの幹部格3人には実力を知らない為、劣勢に立たされた。
    性格
    我侭で、キス魔(触ればエネルギーを吸収できるのだが多くの場合キスの形で吸収する)。年齢のことを言われるのが嫌いだが、チルドレンが「ばーちゃん」と呼ぶ際は怒らない。
    バベルの研究施設で10年間眠りについていたが、予め兵部が再び動き出した時に起こす様に指示していた。しかし我侭故に起こすと怒るが、起こさなくても後々怒るという難儀な性格。自分を負かしたパンドラの幹部格に散々な事を言われて対抗意識を燃やす等、短気な一面も目立つ。
    天性の女王様気質で昔から兵部の止め役。いい男には目がなかったり、行動原理が「愛」と「女のカン」なので、皆本からは胡散臭がられている。
    メイクに時間がかかり、仲間の救援活動に遅れるなど、上司としての資質にもおおいに問題ある人物である。
    自身が初めて戦う相手に対しては、大雑把な面もあり返り討ちに遭う事もあった。
    かなりいい加減な性格だが、判断力等は高く、予知された未来を知り、大局的な見地から未来を変えようと行動している。故に古くから兵部を知る者として、その心情をある程度理解しつつも「過去に妄執した男」と評して割り切った対応をしている。
    過去
    伊号や兵部とはかつての同僚だったが、兵部を封印する時には貢献しており、思想的には袂を分かっている。また、兵部の回想から他にも同じ超能力者である同僚が一人いたようである。
    以前兵部が撃たれた「旧蕾見男爵家別邸」を別荘として所有している。
    賢木 修二(さかき しゅうじ)
    声 - 谷山紀章
    バベルの医療研究課の医師で、ザ・チルドレンの担当医。初登場時22歳、現在24歳。
    能力
    レベル6の接触感応能力者(サイコメトラー)。他に、サイコキネシスの変形発動により生体内の生命活動をある程度コントロールする合成能力(ただしサイコメトリーと違い不完全で不安定)も持つ。
    役割
    皆本とは同期入局で、留学時代からの親友である。皆本が自宅に帰れないときはチルドレンの世話を引き受ける等、担当医として以外にも、なにかにつけ皆本とチルドレンを心身共にサポートしてくれる人物。
    普段は本部勤務で、チルドレンの体調管理の他にバベル内の傷病者の診察、治療をしているが、現場に出ることもあり、スパイ発見のための捜査に加わったりと、特務エスパーではないが、その能力を生かした任務もこなす。読み取る能力は紫穂に劣るものの道具の扱いに長け、飛行機や船も乗りこなすことができる。戦闘時は銃器を使用することがあり、またサイコメトリー用にチューニングされた仕込み棒を駆使し、相手の動きを先読みする棒術も嗜んでいるが、日ごろの運動不足と女遊びが災いし、コレミツには通用しなかった。
    超能力も併用したその医師としての腕も確かで、紫穂を助手にして世界記録を遥かに上回る速さで動脈瘤破裂の手術を成功させた。
    性格
    「女ったらしで有名な ESP ドクター」。合コンが大好きで彼女の二股・三股は当たり前、それがばれて修羅場になることもいつものこと。アニメ版ではそれが原因で九具津のプライドをズタズタにし、悪に染めてしまっている。その人間性から、似た性格の薫とは馬が合うボケを繰り出す。普段は明るく派手でお調子者、といった風だが、仲間思いで誠実な一面も持っており、医療に関しては気に入らない相手であっても手は抜かない。
    チルドレンに対しては、基本的にはエスパーの先輩として温かく見守っているが、同じサイコメトラーである紫穂に対しては時々大人気無いところを見せることもある。が、それは超能力者ゆえに少年時代から孤立していた自分とは違い、チームメイトや皆本という守ってくれる存在に恵まれている事がうらやましいからである。
    愛車(バイク)はスズキ・カタナ。趣味は釣り。名前の由来は賢木から。
    過去
    バベルの小学校全国一斉ESP検査で能力者であることが判明した後も、長く普通人の中で過ごす。しかしその境遇は孤独だった模様。東都大学病院外科医局にインターンとして勤務したが、権威主義に嫌気がさしたのと[5]、片っ端から女性看護師に手を付けたことで、3ヶ月で居づらくなってコメリカの大学に留学。そこでも陰口を叩かれ荒れていた彼を変えたのが、サイコメトラーに対しても全く物怖じせず、偏見も持たない皆本との出会いであった。(ちなみに、現実の日本では1946-1968年にしかインターン制度は存在しない。)以降賢木と皆本は親友となり、帰国後は皆本と共に静岡にあるバベルの研究施設に所属していた。

    [編集] ワイルド・キャット

    梅枝 ナオミ(うめがえ -)
    声 - 藤村歩
    レベル6の念動能力者(サイコキノ)。 コードネーム「キティ・キャット」改め「ワイルド・キャット」。リボン、ベレー帽は。初登場時16歳、現在はまだ不明だが18歳と思われる。バベルのコネのある女子高に通学していたが、現在は大学に進学している。
    品行方正かつ素直で心優しい性格の美少女、しかもやや天然ボケ。初登場時は、谷崎を拒絶したい気持ちを抑えていたためスランプに陥ったが、薫のセクハラ攻撃で吹っ切れ谷崎を拒絶できるようになり、以降、谷崎に対してかなり暴力的かつお転婆な対応を取るようになる。ただし内心では、自分を現在の性格に育ててくれたことだけについては谷崎に感謝しており、職務に関しては信頼を寄せている。本来は超度4~5のエスパーだったが、谷崎主任に見出され、その特訓と指導により超度6のパワーを手に入れた。PIYOPIYO エプロンを愛用。
    中学生編では大学生になり、以前よりも谷崎に口うるさく言われる事がなくなった為、多少は谷崎への嫌悪感も和らいでいるようである。
    皆本のことは頼れる人と認識しており、共同任務中に皆本に抱き寄せられて喜んだり、彼の指揮するチルドレンを羨ましがる描写がある。
    名前の由来は梅枝と『痴人の愛』のヒロイン、ナオミから。
    谷崎 一郎(たにざき いちろう)
    声 - 家中宏
    「ワイルド・キャット」担当現場運用主任。階級は一尉。初登場時36歳。
    ヘビースモーカー。ナオミが12歳の時にその能力を見出し教育してきた。それだけでなく自分の理想の女性に育て花嫁にしようと目論んでいた変態だがナオミに強く拒否され計画は失敗した。しかしそれでもナオミに対する想いは醒めず、時折暴行を受けるも「これも一つの愛の形」とまんざらではない様子。その愛情(恋心)は本物であるが、絶対に報われることはない(作者の弁)。
    現場主任としては有能で、ナオミ一人で構成される「ワイルド・キャット」を、複数人数で構成される「ザ・チルドレン」や「ザ・ダブルフェイス」などと同等の「エース」へと育て上げた実績もある。「超能力者と普通人の共存」というバベルの理念を信じており、電気ショック付き首輪型リミッターを使用するザ・チルドレンの前担当主任、須磨貴理子とは対立していた。また、ナオミが超能力者として異端視されることなく高校に通い、充実した生活環境にあるのは彼の尽力によるものである。
    中学生編では、チルドレン達の説得を受けて、大学生になったナオミの私生活になるべく干渉しないよう努力しているが、我慢のあまり、ストレスの溜まり過ぎで派手に吐血してしまっている。
    名前の由来は『痴人の愛』の作者で『源氏物語』の現代語訳者の一人である、谷崎潤一郎から。

    [編集] ザ・ハウンド

    宿木 明(やどりぎ あきら)
    声 - 大浦冬華
    レベル2~4の合成能力者(アニメではリプレイスと呼称)。初登場時15歳。現在は高校生。
    精神感応の変形発動によって他個体に意識を乗り移し、自由に操ることができる(実際は、テレパシーによって身体感覚を送受信しているだけ)。その有効範囲、数は相手の知能によって変わり、爬虫類程度であれば多数の個体を一度に操ることができるが、人間が相手の場合は、体を明け渡して意識を入れ替えなくてはいけない。なおアニメだと能力の制限が強化されており、どんな生物も一対一でしか操れない上、人間相手以外でも体を明け渡す必要がある。
    料理が得意で、大食いかつ食いしん坊な初音の世話は自分の役目と考えている。初音が暴走するたびにそれを鎮めるため獲物を操り、食い殺される痛みに耐えている。皆本とタメを張る苦労人(パートナーに苦労している皆本には初対面時から憧憬を抱いていた模様)。名前の由来は宿木平井和正ウルフガイシリーズの主人公、犬神明(初音の苗字も同様)から。
    犬神 初音(いぬがみ はつね)
    声 - 清水愛
    レベル2~4の合成能力者(アニメではメタモルフォシスと呼称)。初登場時14歳、現在は高校生。
    念力催眠遠隔透視予知を組み合わせ、自らの体および身体能力をに変身させる。
    動物の体をイメージ化することで、無意識レベルまで高度なコントロールを可能にしているが、空腹になるほど獣としての能力が上昇し、限度をこえると欲望を満たすだけの本物の獣になってしまう。
    ザ・チルドレンを相手とした実戦テストの中、皆本の発案により狼以外の動物への変身能力に開眼。以後短時間ながら飛行能力をはじめとした様々な能力を応用できるようになった。
    犬神家は代々、獣を模した超能力を使う家系で、かつては「人狼の一族」と言われていた。その能力を使う一族に生まれた為か、非常に大飯食らい。小動物イジメが好きな模様。
    試験時に薫の殺気に気圧され自分の上位に置いたため薫たちを姐さんと呼ぶ。初登場時はそれなりに理性的な受け答えをしていたが、暴走以後は深く物事を考えない本能的なキャラへと変貌した。ただし頭が悪いわけではなく、学力は普通にある。
    名前の由来は初音から。
    小鹿 佳子(こじか けいこ)
    声 - 中島沙樹
    「ザ・ハウンド」担当指揮官。階級は一曹。指揮官に就任した時はまだ新米で初音に毛嫌いされていたが、皆本達の尽力もあって受け入れられた。無類の動物好き。名前の由来は「腰掛(こしかけ)」。椎名の当初の構想では、初音がやっと受け入れた直後に、恋人からプロポーズの電話がかかってきてあっさり結婚退職を選ぶという「間抜けなオチ」とともにバベルをやめる予定だったとのことである[6]が、中学生編現在もハウンドと上手くやっている模様。
    意外に巨乳。

    [編集] ザ・ダブルフェイス

    常磐 奈津子(ときわ なつこ)
    声 - 中尾衣里
    レベル5の透視能力者(クレヤボヤンス)。初登場時20歳。バベル本部の受付勤務で、不審者のチェックも行う。中学生編になってからは受付に新人が入ったため、ほたると共に現場にも出るようになった。また遠隔透視能力も所持しており、遠くのものの異変を察知することもできる。
    チームを組んでいるだけあってほたると仲が良いが、皆本を巡って口論になることも。貯金趣味家賃の節約のため女子寮「呉竹寮」に住んでいる。名前の由来は常夏から。
    野分 ほたる(のわき -)
    声 - 佐藤利奈
    レベル5の精神感応能力者(テレパス)。初登場時20歳。
    皆本を狙っているらしく、テレパシーで奈津子を出し抜いて自分の携帯メールアドレスを教えようとしたことも。原作ではマンション暮らし(門限があるとデートもできないとのことで呉竹寮から出た)だが、アニメだと女子寮に住んでいる。名前の由来は野分から。

    [編集] その他

    末摘 花枝(すえつむ はなえ)
    声 - 下屋則子
    沖縄の離島にある終末医療介護専門の国立ホスピスで働く職員。階級は一曹
    変身能力者でレベルは未出。精神感応をベースとし催眠能力で変身する模様。その能力で患者の思い出の人物に成りすまして心を癒すことを業務としている。蕾見とは知り合い。
    明るい性格をしており、根は真面目で優しいのだが、少しドジっ娘な面があるMツインテール童顔美少女であるが、それもまた彼女の能力で変身したものであり、素顔はとてもゴツイ。それゆえ、顔写真・映像等で会話をする際は、修正を入れた画像以外はNGらしい。
    名前の由来及び設定は末摘花から。
    伊 - 九号(い - きゅうごう)
    声 - 家弓家正
    レベル7の予知能力者(プレコグ)。さらにテレパシーで人間と会話が可能(ただし、しゃべる言葉は一般的にひらがなの言葉はカタカナ、カタカナはひらがなで表記されている)。
    太平洋戦争中の実験にて産まれたエスパー・ドルフィン。軍事イルカの生き残りで、哺乳類である人間のみならずニン○ンギョラ○も戦友として認知している。ESP 動物実験制限条約により任務から外され、果ては野生イルカとも馴染めず、政府が所有する沖縄の無人島で隠棲していた。通称「伊号」。
    これまでに3000件以上の予知を行ったが、阻止する努力をしても予知した通りになってしまった。ザ・チルドレンが破滅の悪魔として人類を滅ぼす予知のビジョンを皆本に見せ、それを回避するよう皆本に警告する。自らが射殺されることも予知し実際に銃撃を受けたが、予知と違う結果になる(直撃した銃弾の数)。以後、行方をくらまし生死不明。
    須磨 貴理子(すま きりこ)
    声 - 深見梨加
    皆本の前任の「ザ・チルドレン」運用主任。チルドレンの指揮官に志願する者が B.A.B.E.L. 局内にいないため、教育省から派遣された。厳格でチルドレンを危険物扱いするが、原作者によると彼女なりに人生を賭けてチルドレンを真人間にしようとしている。チルドレンのリミッターに電気ショック装置を組み込ませており、薫が反抗すると葵と紫穂を痛めつけると脅しているようである(皆本の推測)。また、皆本に対してクビにする権限を持っているとも言っている。薫からはおばさんと呼ばれている他、「山本」「皆川」「岸本」など皆本の名前を悉く間違える(チルドレンも最後まで皆本の名前を悉く間違えた)。名前の由来は須磨から。
    テレビアニメ版では、「解禁」コードにソロモン王の逸話を絡ませるなど、「ザ・チルドレン」と対立しながらも、彼女なりに理解しようとしていたことが、皆本の口から明かされた。
    九具津 隆(くぐつ たかし)

    絶対可憐チルドレンの登場人物#P.A.N.D.R.A.を参照

    [編集] P.A.N.D.R.A.

    [編集] リーダー

    兵部 京介 (ひょうぶ きょうすけ)
    声 - 遊佐浩二
    パンドラの首領で、多数の能力を持つ強力なエスパー。実年齢80歳以上だが、超能力でテロメアをコントロールし若い肉体を保っている。蕾見の能力で1度捕まっている。彼の存在をバベルに所属している全員が知っているわけではない。名前の由来は兵部卿宮から。
    能力
    レベル不明の複合能力者念動精神感応瞬間移動催眠など全ての能力を持つが、正確な種類やレベルは不明(ただ飛べることからサイコキネシスは超度6以上であることは確かである)。額に銃痕があり、その傷のせいで超能力の念波をある程度コントロール出来るようになり、それによりECMや能力測定が効かなくなっている。
    性格
    普段は飄々とした策士然としているが、気まぐれで大人気なく、一度決めたら決して譲らない頑固さを持つ一方では、物凄く飽きっぽいというかなり困ったお人。おかげでパンドラのメンバーからは、何も考えていないのではないかと、不安がられ、呆れられている。ただし、気に入らない者は、同じエスパーであろうとも容赦なく殺す冷酷さと残虐さは持ち合わせている。
    チルドレンの指揮官である皆本には、かつて自分を裏切り射殺しようとした上官へのイメージを重ねているようであり、彼に対し異常ともとれる憎悪と執着を抱く。彼を催眠術で苦しめたり、チルドレンやハウンドのメンバーの前で自分を撃たせようとしたり、さらには子供の姿にしてトラウマを再発させようとするなど、まるでいたぶるかの如く皆本に苦痛と苦悩を与え続けている。一方で、薫に対しては彼女の才能や予知での運命から、自分自身を重ねて異常な愛情(薫たちが孫のような感情)を注いでおり、彼女の幸せのためなら命すら投げ出す覚悟がある。そのため、皆本を実際に殺害することは、彼に強い想いを寄せる薫の死にまで繋がる運命のため不可能であり[7]、皆本の命も薫の死の回避のため救わなければならないのが現状であって、そのジレンマから抜け出す方策に頭を悩ませている。
    目的
    ノーマルに疎外されたエスパー達を解放しエスパーの楽園を作る事を目的としているが、世界からノーマルを完全排除することを前提としており、薫に説得されてもそれだけは絶対に譲らない。また、目的達成の為に、薫を始めとするチルドレンのメンバーを引き込み、その上で薫をパンドラ首領の後継者とし、全エスパー達の救世主にしようともしている。これに関してはメンバー全員が賛同している訳ではない様子。
    過去
    昔は同僚達と共に幸せな未来を築く為に奮闘していたが、戦争当時[8]所属していた部隊の隊長に裏切られ射殺されかけ、返り討ちで殺害。それ以来ノーマルに不信と憎悪を抱くようになり、同じようにノーマルに迫害されたエスパーを集め、パンドラ結成に至る。発足したばかりのバベルで、20人以上の職員を殺害したこともある。
    現在
    エスパー犯罪史上最悪の人物とされ、犯罪エスパー収容施設の地下500メートルに収容されていた。もっとも、記録を残さず何度も外には出ており、後に完全に脱獄。以降は皆本やザ・チルドレン(特に気に入っている薫)に事あるごとに接触している。皆本は桐壷から聞かされるまでは存在を知らなかった。
    関係者から少佐と呼ばれているが、これは第二次世界大戦当時の階級によるものだと考えられる。
    若い肉体は不二子と違って超能力で無理矢理保っているに過ぎず、現在は体調も芳しくなく生命エネルギーも尽きかけており、特殊な薬で何とかもたせているもののその寿命は短い。よって長期戦は彼にとって大きな負担となる。このためチルドレン達をパンドラ側に引き込む事に内心ではやや焦っている模様。
    未来
    当人の安否については不明であるが、チルドレンのメンバーをパンドラに引き込む事には成功しており、彼女達にパンドラの首領の座を譲っている。

    [編集] 幹部

    真木 司郎(まぎ しろう)
    声 - 落合弘治
    パンドラの幹部格の中でもリーダー的な存在で、兵部の補佐を勤めることが多い。外見はちょいわるおやじ風。子供の頃に兵部に拾われた。能力で精製した炭素単結晶繊維を伸縮自在に操る合成能力者。それは物体を通過できる。炭素は電気をよく通すため、スタンガンなどの武器に弱い。
    兵部の違う意味での暴走ぶりに振り回されている苦労人であり、また無茶苦茶な行動をとる兵部を叱責する事の出来る唯一の人物でもある。
    皆本とチルドレンに兵部の本当の目的を教えた人物。単独でもチルドレンを圧倒するくらいの実力があるが、兵部から彼女たちを傷つけない事を条件にされていた為、隙が出来て敗退する。名前の由来は真木柱から。
    加納 紅葉(かのう もみじ)
    声 - 千葉紗子
    パンドラ幹部格のうちの1人。テレポート基本の合成能力者念動能力も使うことができる。空間を一部固定することができる。それを応用して薫の超能力を使ったパンチを容易く止めるほどの怪力を使うことができる。冷静な性格に見えて行動は行き当たりばったりであり、計画性が無く、薫からすらも「チンピラ」と評されてしまう程である。この性格ゆえに、目的達成の為ならば、ノーマルを巻き添えで攻撃する事も躊躇わない。名前の由来は紅葉賀から。
    藤浦 葉 (ふじうら よう)
    声 - 羽多野渉
    パンドラ幹部格のうちの1人で3人の中では一番若い。今時の若者といった感じの青年。念動力ベースの合成能力者で、振動波を操る。応用すれば浮力を得たり温度を上下させることができる。兵部を信頼しているが、彼のいい加減な態度に対してはかなりの不満があり、それを他人のせいにして遠慮なく本人にぶちかます困った人。兵部にあっさり一蹴されたところを見ると単独ではあまり強くはない様子。名前の由来は藤裏葉から。

    [編集] その他の構成員

    桃太郎(ももたろう)
    声 - 釘宮理恵
    大日本帝國軍超能力研究員によってエスパーへと改造させられたモモンガ。空気の塊を誘導弾として使用するなど高い戦闘力を持ち、テレパシーで人間と会話も出来る。大好きなのはヒマワリの種。
    元々はペットとして研究所で飼われており研究員に育てられていたが、ある日突然改造されたことから人間を憎んでいた。
    研究施設の冬眠カプセルから脱走したはいいが、力尽きて倒れていた所を薫達に拾われる。薫は「とっとこ桃太郎」と名づけようとしたが葵、紫穂が「とっとこ」をはずさせ「桃太郎」となった。薫にも襲い掛かるが、乱入してきた兵部によって落ち着き、最終的には彼に引き取られる。パンドラのメンバーではなく兵部が預かっているだけであるため、兵部よりも薫の言うことを聞く。桃太郎は兵部を自分より格下に見ている。
    モデルは、『光速エスパー』に登場するリスに似た宇宙人のつもりであったが、これは『宇宙少年ソラン』との混同であったと作者はコメントしている。
    アニメ版では、最初から兵部と共に登場。彼の手により冬眠から目覚めたようだが、度々立場をわきまえない発言をする。酷く悩むと冬眠モードと称して寝たふりをする。原作での初登場回は喧嘩して兵部の元を飛び出し、事故で記憶喪失になった際のエピソードに変更された。
    澪 (みお)
    声 - 釘宮理恵
    瞬間移動能力者(テレポーター)でレベルは未出。チルドレンと同年代の少女。
    体の一部のみをテレポートさせる部分テレポート、物体を透過するテレポートを得意とする。その能力を最大限に発現させた時には、自分の身体を素粒子レベルで分割して、複数の個体に分身する事ができる。その能力はチルドレン3人を軽く手玉に取る程強力だが、負担が大きいため高いレベルの相手だと分身が暴走することがある。その場合冷静さを欠くと分身に意識を乗っ取られる危険性をはらんでいる。
    年相応の喜怒哀楽の激しい性格だが、兵部に保護されるまでは表情すらなかったというコレミツの言葉から、どこかの研究機関で実験動物さながらの扱いを受けてきたらしい(現在のところ詳細不明)。そのため、自分を拾ってくれた兵部を慕っており、彼が執着している薫に強い敵対心を抱いていた。皆本を人質として攫うが、皆本と薫との接触で心境に少し変化を見せ、僅かながら皆本にも好意を寄せるようになった。皆本だけでなく兵部にも大切にされている薫に対しての嫉妬心は相変わらずであったが(これが原因で一時期、兵部に対して不信感を募らせた事もある)、銀行からの脱出劇や黒い幽霊に操られたパティー戦を共闘したことで薫の女王としての資質を認めるような態度を見せるようになる。作者曰く薫の将来に重要な影響を与えるキャラであり、新たな未来予知図として彼女を助けようとして薫がバベルを離脱する光景が描かれている。
    初登場時は、廃屋でパンドラの他のメンバーとは別に生活をしていたが、ザ・チルドレンや皆本との戦いを経て、兵部の言葉に従ってパンドラに身を寄せた。パンドラに合流するまできちんとした教育も受けていなかったため一般常識には疎く、空気がなくなったらどうして死ぬのか考えるのに時間がかかるほど。彼女の前で兵部を「変態」や「エスパー犯罪史上最悪の人物」と言うのは禁句であり、言った者に制裁を加える。名前の由来は澪標から。
    ヤマダ・コレミツ
    声 - 三宅健太
    精神感応能力者(テレパス)でレベルは未出。澪と行動を共にする大男。フランケンシュタインのような容姿をしている。
    かつては傭兵だったが、負傷により精神感応の受信能力を失い、用済みとされたところを兵部に拾われた。負傷した事で会話もできなくなったらしいが、精神感応の送信能力は健在(作中の彼のセリフは全てそれによるものである)のため、相手が普通に喋ってくれればコミュニケーションにはさしたる問題はない。意外と面倒見がよく苦労性で常識人。通常会話は出来ないので「無口」ではあるのだが、精神感応では結構口うるさい(単に注意される兵部に問題あるだけとも言えるが)。戦闘の際には傭兵時代の経験を生かし、マシンガン等の銃器類を使用したり、怪力で戦う。幼少の頃は美少年だったが、その写真を見て誰一人彼と判断できなかったほど、姿が変わっている。名前の由来は藤原惟光から。
    九具津 隆(くぐつ たかし)
    声 - 相馬幸人
    合成能力者でレベルは未出。人型の依代に意識を焼きつけて念動で操ることができる。一度に数十体もの人形の操作が可能で、しかも、その動作は人間とまったく見分けがつかないほど自然。また、人形内部に武装や特殊装備を仕込み、これを操作することも可能。21歳。
    バベル所属であったが、パンドラへ内部情報を洩らしていたことが皆本と賢木により発覚した。オタク男で、自ら作り上げたメイド姿の人形・モガちゃんに絶対の自信を持っていたが、ザ・チルドレンに破壊され逮捕。犯罪エスパー収容施設に収容されるが、兵部の手助けにより脱獄する。
    バベル時代に、谷崎の依頼でナオミのねこ耳&尻尾付きフィギュア(本人に無断で)を作った事がある(名称は「ワイルド・キャット強化突撃服」)。名前の由来は、傀儡から。
    同作者の『MISTERジパング』でも同様の能力を持つキャラが登場している。
    アニメ版では、当初からスパイとして設定されていた原作とは違い、第1話からバベル職員としてたびたび登場している。基本的には温厚であるが、温泉旅行に呼んで貰えなかったことを恨んで兵部にバベル職員の個人情報を教えていた。しかし、柏木への尾行・盗撮調査を行っていた所を薫に見られてしまい、脅されたのと自己のスパイ活動隠匿のため一分の一の柏木フィギュアを作成するが、その事が皆本達にばれてしまった薫に柏木個人への興味目的でのフィギュア作成の責任を擦り付けられてしまい、周囲だけでなく自身が想いを寄せていたオペレーターの金子蘭子(声:佐藤利奈)にもストーカーだと誤解された(ただそのおかげでスパイ活動の発覚は免れた)。彼女はその直後に賢木に口説かれ、プライドをズタズタにされた九具津は、蘭子を奪ったと賢木に激しい憎悪を抱き彼にスパイ活動を擦り付けて殺害することで復讐を完遂させようとした。その事を嗅ぎつけて来た皆本やダブルフェイスも口封じに殺害しようとするが、原作同様にザ・チルドレンに阻止された。
    アニメ版や過去編での活躍を見る限り、その応用性の高い能力はバベル内でも重宝されていた模様。特に、ザ・チルドレンの影武者を造る「影チル計画」は、彼がバベルを離脱したことにより頓挫していたことが明かされている。離脱後、彼の能力はバベル時代に比べるとかなり役に立っている描写があった。
    黒巻 節子(くろまき せつこ)
    声 - 渡辺明乃
    合成能力者でレベルは未出。かつてはバベルの特務エスパー訓練生であったが、ものぐさな性格からバベルの任務をめんどくさいと感じて離反。現在はパンドラに所属。バベルでのコードネームは「ドリーム・メーカー」。19歳。不二子の事も認知している様子。
    夢を操る、より正確には脳内に擬似装置(シミュレーター)を植えつけることができる能力。一度能力をしかければ、相手が自分で装置を動かすので以後テレパシーを送る必要は無い。
    九具津と同じく一度は捕らえられるが、その直前に自分自身に対して能力を使い、眠りの世界に逃げ込んでしまった。後に兵部の力で強制的に脱獄。
    エレキ・照(-てる)
    声 - 銀河万丈
    電磁波義兄弟の兄。電波と磁気を操って通常の放送回線を乗っ取り、海賊放送(非合法組織の宣伝)を請け負うプロ。
    他人の思考(脳内を流れる電気信号)を乱す「毒電波」を使う。または光を操って幻影を見せることもできる。
    その能力で一度は皆本を毒電波の餌食(このとき皆本が呟いていたのはガンダムゼータのセリフ、そして00の声優ネタである)とし、マグ・熱人と共闘する事でチルドレンを苦戦させたが、自分の能力を反射され自分が毒電波の餌食となる。その際『開運!なんでも鑑定団』のナレーションを呟いていた。(ちなみに担当声優の銀河万丈は、『開運!なんでも鑑定団』のナレーションを担当している。)
    名前の由来はエレキテルから。
    マグ・熱人(-ねっと)
    声 - 郷里大輔
    電磁波義兄弟の弟。エレキ・照同様、海賊放送を請け負うプロ。
    他人の体を磁石にして鉄を吸い付かせる「マグネットコーティング」を使う。または光を操って幻影を見せることもできる。
    その能力を使い、エレキ・照と共闘する事で一度はチルドレンを苦戦させるも、結果的には敗北。自分達の流した映像について民間人に訂正を述べさせられた後、連行されていった。
    名前の由来はマグネットから。
    マッスル 大鎌(-おおかま)
    声 - 三宅健太
    名前の通り筋肉質のオカマ。レベルは未出。自分を含む生物や物体を生きたまま硬質化させる能力を持ち、股間、ではなく、へその下の丹田からこれを発生させる事で相手を硬質化させる(本人はこれを『ビッグマグナム』と名付けている)。自称「鋼の錬筋術師」。兵部からの通称は「鋼」。
    小学生時代からかなり際どい格好のオカマだったようで、それが元でイジメられていたが、本人は超能力のせいでイジメられていたと思っていた。イイ男に目がなく、皆本に強引にキスしようとしたが、兵部に押し留められた(しかしその後の事件で隙を突いて結局はキスした)。登場するたびに股間に痛烈な一撃を受け悶絶する出オチ担当。
    普段は常識的な服装で社会生活を送っており、素顔は凛々しい美男子。行く先々で女性の視線を釘付けにしているが、本人曰く「あんなブサイクな格好では生活できない」とのこと。名前の由来はオカマから。
    カズラ
    テレポート基本の合成能力者である少女。体を触手のように変化させる空間変異を使い、触手は接触感応能力を使える。名前の由来は玉鬘から。
    カガリ
    念動力火炎発火能力予知能力を持つ複合能力者の少年。名前の由来は篝火から。
    伊-八号(い-はちごう)
    死亡したイルカの脳。予知能力を持っており、第二次世界大戦では日本軍に利用されていた。現在はパンドラが保護、利用している。

    [編集] コメリカ合衆国

    [編集] ザ・リバティーベルズ

    メアリー・フォード
    声 - 千葉紗子
    コメリカ合衆国のレベル6の念動能力者(サイコキノ)。流体コントロールの天才。階級は中尉。19歳。
    ナイスバディを誇る美女。強気で勝気な性格。「~デース」「~マース」と敬語を話す。
    チルドレンの事をよく思っていなかったが、合同任務の際に薫の「サムライの心」に触れて仲良くなった。「巨乳NASAの改造手術の成果」という話もあったが、本人によればグリシャムの作ったデタラメだという。また、3年前はミュージシャンを目指していた。
    ケン・マクガイア
    声 - 羽多野渉
    コメリカ合衆国のレベル6の遠隔透視リモートネスクレヤボヤンス能力者。元カンザス州警察捜査官。階級は中尉。24歳。
    片言の日本語を話す黒いコートとサングラスの男。日本好きであるが、「日本では電車に靴を脱いで乗る」と思っているなど未だに日本に関して勘違いしている部分が多く、日本文化を間違って理解をしているステレオタイプの外人(風刺)キャラ。皆本の小さな親切に感動して以来、彼を友人と信頼している。
    遠隔透視能力者ではあるが、作中では時々透視能力(クレヤボヤンス)能力を使っている所もある。恐らく遠隔透視能力の出力を落として透視能力を使っていると思われる。
    J. D. グリシャム
    声 - 菅生隆之、青年期:櫻井孝宏
    コメリカ合衆国のレベル7の精神感応能力者(テレパス)。合衆国在日エスパーチーム「ザ・リバティーベルズ」のリーダー。階級は大佐。
    テレパシーを使った合成能力によって、近くにいる他のエスパーの能力を自分のもののように使う事ができる。そのため彼を知る者からは「エスパーキラー」と呼ばれている。話術に長け、「こんな○○を知っているかね!?」で始まる話をテレパシーで直接心に語りかけ戦意喪失させる戦法を得意とする。
    戦時中に搭乗していた爆撃機が日本上空で兵部に撃墜され、脱出したものの負傷し、日本人の少女に助けられた過去がある。それから数十年後、老い先短い彼女にダム湖に沈んだ故郷を見せるため脱走騒ぎを起こし、薫とメアリーを挑発して能力を出させた。ちなみに作中でグリシャムが相手エスパーの能力を使った能力は葵の瞬間移動能力と薫の念動能力である。なお、超能力発現のきっかけは兵部に撃墜された際に頭部に負った傷のせいらしい。脱走の件は兵部が細工してもみ消され、無事に原隊復帰となった模様。その後エスパー犯罪者のクライドの一件のため京都に赴き、その地でメアリーと共に葵と再会している。
    カラオケの十八番は「大きな古時計」(テレパシーのおまけつき)。

    [編集] その他

    クライド・バロウ
    声 - 堀内賢雄
    テレポートをベースとした複合能力者。ニユーヨーク出身の自称アーティスト。男性。
    エスパー犯罪者で、念力で絵具を動かし世界遺産に落書きをする確信的愉快犯ボニー(女、声 - 松岡由貴)とコンビを組んでいるが、実はボニーも絵具の塊であり、腹話術で一人二役を演じている。口癖は「〜じゃな〜い」。名前の由来は実在した犯罪者コンビのボニーとクライド
    キャロライン
    精神感応能力者(テレパス)。皆本、賢木のコメリカ時代の友人。
    基本的で使えるのはテレパシーのみだが、他にも眠っている力があり、学費免除のかわりに能力を人為的に引き出す実験を行っていた。眠っているサイコキネシスを電気刺激によって目覚めさせようとしたが、超能力中枢が新しく活動を始める時に、新しい人格を発生させ、本来の記憶とは別のネットワークを作ろうとした。この時に生まれたのがキャリーである。現在は元に戻り、長期間の宇宙生活が超能力にどう影響するかを調べるため月ステーションに旅立っていった。
    キャリー
    前述の通り、キャロラインの実験によって生まれた人格。念動能力者(サイコキノ)。皆本の恋人。
    当初は人見知りが激しく、知能も赤ん坊並みだったが、皆本に懐き、学習していくことで、わずか一ヶ月の間にかなり成長した。また、皆本と初めてあったとき彼の後ろに守るための羽根を持った何らかの姿(見た目は薫に酷似するが、それが何かは今のところはっきりしない)を見る。本来は彼女の成長につれ、キャロラインの人格が復活し、キャリーと同化するとされていた。しかし、本人がそれを望まなかったため、現在はキャロラインの中で眠った状態にあり、起きることはほとんどなく、皆本とのお別れでキャロラインの力を借りて、思念体として出てきた。
    名前の由来はスティーブン・キングの超能力を扱った小説から。「源氏物語から外国人の名前を引用するのは難しい」為[3]

    [編集] 黒い幽霊(ブラック・ファントム)

    黒い幽霊(ブラック・ファントム)
    声 - 立木文彦
    黒い幽霊の黒幕。普通人。シルエットのみの登場で素顔は判明していない。ファントムの能力によって超能力者を支配し利用する、冷酷非情な人物。アニメにおいては神父のような外見をしている。
    ファントム(ユーリ)
    声 - 井上麻里奈
    黒い幽霊の側近である少女。『ファントム』はコードネームで、名前はアニメのクレジットより判明。魔法使い級の催眠能力者(ヒュプノ)であり、その能力によって潜在的超能力者の能力をより強力に覚醒させるとともに、自我を封じ込めて黒い幽霊の操り人形へと変えてしまう。他に念動力などの多くの能力を備える。
    中学生編では特殊なコスチュームに身を包み自ら出動、超能力者を操ってチルドレンに接触、黒い幽霊に迎え入れようと画策している。
    アニメ版では兵部らの前に姿を現し、パンドラの目的を自分の主に伝えると言い残し去っていった。戦ってはいないものの兵部の攻撃にも動じない等、戦闘においても相当の実力だと思われる。
    ミラージュ
    ファントムと同格と思われる謎の人物。中学生編で出動するファントムにテレパシーで指示を送る。
    バレット
    声 - 近藤隆、幼少期:千葉紗子
    合成能力者でキーは「鉛」。鉛をコントロールしてそれを通じて透視もできる。操られていたとは言え戦闘能力は非常に高く、グリシャムや兵部に重症を負わせた。過去に母親を強盗から守る為に超能力を使った結果、村人からの迫害を受け精神が歪んでいた所を黒い幽霊に利用されていた。ザ・チルドレンに洗脳を解かれ、過去の記憶全てと超能力を失った。その後バベルに引き取られる。
    中学生編ではリハビリを経て記憶は失ったままだが能力は八割方回復している。シャドウ・オブ・ザ・チルドレンの計画に参加し、ティム・トイとは良いコンビであるようだが、重度の美少女オタクと化してしまっており、アニメ雑誌を愛読する。
    ティム・トイ
    合成能力者でキーは「オモチャ」。幻覚と念動力を同時に使い、車や戦闘機を変形ロボのように見せたり、相手の体をオモチャに変える幻覚を見せる。ザ・チルドレンに洗脳を解かれ、過去の記憶全てと超能力を失った。その後、バレット同様バベルに引き取られる。
    中学生編では、リハビリを経て記憶は失ったままだが能力は八割方回復している。シャドウ・オブ・ザ・チルドレンの計画に参加し、バレットとは良いコンビであるようだが、重度の美少女オタクと化してしまってしており、アニメ雑誌を愛読する。
    パティー・クルー
    体そのものを粒子に変える合成能力者。薫とパンドラのメンバーと戦う。ブーストにより黒い幽霊の呪縛からは逃れるが、不完全なブーストだったため敗北後の自滅プログラムまでは消されなかった。パンドラは苦肉の策として彼女を眠らせ続ける事で辛うじて生き長らえさせたが、後には問題を克服する事が出来たらしく、中学生編ではパンドラの超能力者として元気な姿を見せている。しかし、他のブラックファントムの超能力者と同じく、超能力は回復しても自我は失ったままであった。パンドラはバレットやティムの件のデータを参考に、黒巻の能力等によって彼女を治療したが、何の因果か重度の腐女子としての自我に目覚めてしまった。その腐女子っぷりは、兵部と皆本が並んでいる姿を見ただけで鼻血を噴き出す程に重症である。

    [編集] インパラヘン王国

    バトゥラ17世
    インパラヘン王国の皇太子。セラと恋愛関係にあるが、マサラに反対されるため、彼女と戦わせるためにチルドレンを呼び寄せた。
    セラ
    レベル7の接触感応能力者で巫女。7歳年下であるバトゥラと恋愛関係にあるが、接触感応のレベルの高さゆえにマサラに肉体を支配され、彼との結婚を許してもらえなかった。
    マサラ
    レベル7の念動能力者で先代の巫女。20年前に死亡したが残留思念がセラの肉体を支配し、生き返った。不二子とは古くからの友人で、背中をくすぐられるのに弱い。

    [編集] チルドレンと交友関係にある者達

    花井 ちさと(はない ちさと、アニメでは千里の表記が混在)
    声 - 福原香織
    レベル2の精神感応能力者(テレパス)。中学の現在は12歳。小学校時代はショートカットであったが、小学校卒業時には髪を伸ばしている。
    薫たちが転入した区立六條院小学校のクラスメイトで、中学生になっても同じ学校で通う。リミッターをつけ、普通の人間と共に生活している。
    優しく大人しい性格で、薫達とも親友になる。東野将に片思い中で、女子に誤解されることの多い彼の理解者であるが、彼の無遠慮な言動や薫のセクハラに本気で怒ることもある。東野との親密度は回を追うごとに高くなっていて、薫によくからかわれている。以前は東野にちさとがついていく形だったが最近はちさとの方が積極的に声をかけていることも多く、傍から見ると殆ど恋人関係に近い状態である。名前の由来は花散里から。
    疑念というほどではないが、薫達がレベル2以上の能力を持っているのではないかとささやかに思っている。
    遠足の時に東野と薫がはぐれて二人きりになってしまい二人の仲に疑念を持ったことがある。
    東野 将(とうの まさる)
    声 - 佐藤利奈
    薫たちのクラスメイトで、同じ小・中学校に通っている。中学の現在は12歳。花井ちさとの幼稚園からの幼馴染で彼女を名前で呼んでいる。名前の由来は頭中将から。
    ちさとの家の近所に住み、母親同士が子連れで買い物をするほど仲が良い。ちさとがテレパス能力で東野の心を覗いてしまったことを知ってから、エスパーに対して否定的となっていた。ザ・チルドレンがちさとと親しくしていたことを不快に感じて罵ったことから薫と対立する。しかし拳での決闘で相討ちになったことで彼女との間に友情が芽生え、ちさととも和解する。精神年齢は女子と比べて幼く恋愛に興味がないようであったが、ちさとと和解後は彼女との仲を薫につっこまれて恥ずかしがるなど反応に変化が見られる。名前の由来は頭中将から。ちさとが薫からセクハラを受けたときは本気で怒り、薫も彼の拳をよけられなかった。
    アニメでは、ちさとの謝罪を受け入れられずに葛藤する様子も描かれていた。ちさとのことを強く意識している故、彼女のことをわざと苗字で呼んでことあるごとに罵倒していた。アニメでは薫とドッジボールで対決した。六條院小学校のドッジキングを自称する実力者でちさとも惚れ込んでいる。薫と互角の勝負をして葵と紫穂はその実力を認めた。これ以後、アニメでは薫とのドッジボール対決を最大の楽しみにしている。薫が学校を欠席するとつまらないとこぼすのがお約束となっている。
    言葉遣いが荒いので、誤解されやすく、ちさとやザ・チルドレン以外の女子からはガキっぽくて付き合いきれないと言われている。服装も普段着でショッピングに行くなど無頓着である。プリンが好物でザ・チルドレンが欠席したときに彼女たちの分を食べる。ちさとと薫もその件は知っている。
    薫とは学校の成績や運動能力が互角で、負けず嫌いの性格など共通点が多く、葵と紫穂は薫と似たもの同士の可愛い男の子だと評価している。ただし、オヤジ趣味はない。
    巨人ファンで阪神ファンの葵とは野球のことでケンカになることがある。
    毒舌家の紫穂にはやや苦手意識があるらしく、ザ・チルドレン3人とケンカになると薫ひとりに矛先を変え